「出動の様子を見てみよう」…意図的に火をつけた慶尚北道議員らが物議
SBS　2024年11月28日 07:22

「出動の様子を見てみよう」と言いながら、慶尚北道の道議員たちが消防の出動態勢を確認するために田んぼに火をつけ、消防に通報したことが明らかになり、物議を醸しています。

消防職員労働組合などによると、今月18日午後、慶尚北道尚州市の田んぼのあぜで火事が発生したという通報が119状況室に寄せられました。

消防当局は消防ポンプ車2台を現場に出動させました。

現場では比較的小規模なわらなどが燃えていたのですが、この火は当日昼に尚州消防署での行政監査を終えた慶尚北道議会建設消防委員会所属の議員らが意図的につけたものでした。

火災通報者も建設消防委員会所属の職員であることが確認されました。

消防の出動態勢を点検するためにこのような行動を取ったとされています。

消防職員労働組合は、当時他の火災が発生しなかったものの、虚偽通報は消防力の欠如につながる可能性があると批判しました。

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